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われ逝く者がごとく旅愁 [人生]

村上01.jpg

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初めて訪れたこの町のたたずまい懐かしく寂しく美しく

たちまち気に入る

衣類洗濯店にしてこの懐古趣味

芭蕉も来た場所お

鍛冶町 寺町 大工町

 

初めての町を歩けば懐かしくひとめ惚れせし越後村上

 

町々山々

村上「3さK

村上はみっつのさけの良きところ鮭と酒あり人の情けも


村上02.jpg

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ああいつかも私は城山を登って行った

あえぎながらあこがれながら

あれは津和野そのあとひたひたと日田

きょうは臥牛山(ガギュウザン)の村上城跡

眼下に鮭漁の三面川(みおもてがわ)

空には雲が流れている


村上03.jpg

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朽ちかけた城跡に

場違いの青いビニール

お城の石垣は不揃いの無秩序の美

それを住宅分譲地の造成でもあるまいし

無粋な真四角の石を積み上げる

その気が知れん

 

村上城跡.jpg

「当時の石工技術と力学の結晶」を現代のゼネコンが破壊?

12045429_16240.jpg


〆張鶴の飲み過ぎで天地がひっくり返ったのではない

茅葺きの武家屋敷旧若林邸の軒下から空を仰いだもの


村上 旧若林邸.jpg

 

グーグルで屋内の様子ぐるーり

https://www.google.co.jp/・・・/data=!3m8!1e1!3m6・・・

一粒粟中蔵世界.jpg


「粟一粒の中に世界」・・掛け軸の文字はほとんどパスカルだ

「パンセ」では大小両方向のどちらも

どこまでいっても無限という・・

大きさに向かってかたや宇宙

小ささに向かってかたやダニの体内

どちらに向かっても人知及ばぬ果てしなき無限

その中間に漂う人間の存在

我々はなぜここに置かれたのか

そしてこの時のうちに

人間の有限そして無知

そのような思索にふけっていたのは恐ろしやもう半世紀前

思索を続けるつもりがいつしか人生

迷い迷いて

両極の無限の間に漂ううち

すっかり形而下の人間になってしまっている

気がつけば先は長くもない


 今はただ酔う

 

白鳥は悲しからずや空の青

海の青にも染まずただ酔う

 

鶴岡01.jpg

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では

出羽では鶴岡の写真

庄内藩の藩校「致道館」の隣は工事現場だった

その完成予想図を見て羽前

じゃなかった

唖然

こんなのよそーよ

竹中工務店か

これほど歴史的なたたずまいのすばらしい一角に

それを台無しにするスポーツ施設とおぼしき巨大な建造物


 ゼネコンの 藩校現場 唖然とし

 

鶴岡02.jpg

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鶴岡じつにいいところ

カトリック教会は由緒ある立派な天主堂

中に入るとヨーロッパ中世のおもむき

そこに畳敷きという奥ゆかしさ

気をつけよパスカルの賭けの誘惑


鶴ケ岡城跡は鶴岡公園

お堀で魚をつるおか

庄内神社に大宝館

郷土の偉人・文人にまつわる品々

われ逝くもののごとく旅愁

すべからく現代を超越せざるべからず


 時々


木々家々道々人々品々

時々偶々屢々

感動


ただ作家の記念館が残念

庄内とはいえ

しょうもない建物

著名な建築家の作品というが

私には間に合わせに作った馬鹿でかい物置のようにしか見えない

藤沢周平も郷土の宝

というのは分かるが

となりの大宝館をはじめ

あたりの雰囲気ぶちこわしもいいところ

 

秋空に洋風の白うまく映え

 

高山樗牛生家.jpg

高山樗牛の生家 「滝口入道」文章はすばらしかったが中味はよく覚えていない

半世紀ぶりに読んでみるか 日本語が英語のピジン語化する今

やがて誰も読まなくなるような文章 切なくも美しい

 


村上は鮭の酒びたしも美味いが

このたびは自分自身が酒びたし

このままのたれ死もよほど良かったのかもしれないが

おめおめと帰路につくわれ

この次はこれまた酒で酒田にするか

とにかく地方の古い町は美しい

ここが自分の古里だったらどんなに幸せだろう

と思うこと屢々

しかしそれもこの国がTPPでアメリカに併合されたら

終わりだ

 

日本海赤い夕日がいま沈む

羽越本線粟島はるか

海も暮れきる

 

叫びたしおかしだろこれ笹団子羽越本線夕陽粟島.jpg


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