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私はシャルリー だったり でなかったりする国 [イスラエル]


イスラエル大使 展覧会の展示物を破壊「ジェノサイドを煽るもの」

2004年にイスラエルの駐スウェーデン大使がストックホルムの美術館に展示してあった作品を破壊したことがある。これぞまさしく表現の自由への真っ向からの挑戦だった。

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Photo: The Independent

この作品は、ファイファのレストランで自爆しイスラエル人20人近くを殺したパレスチナ人女性(29歳の司法研修性)の写真を帆のように掲げた船が、血の海を連想させる真っ赤な液体に浮かべられたもの。インスタレーション作品である。題して「白雪姫と真実の狂気」。

BBCの報道によるとイスラエルのマゼル大使は、集団殺戮を扇動するものとしてこれを破壊した。「堪え難い遺族への侮辱」だとも言っている。「イスラエルの大使として私はかくも醜悪なる現実の曲解は看過できなかった」。

http://news.bbc.co.uk/2/hi/europe/3406745.stm

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BBCによると作者は2人。うち1人(イスラエル生まれのユダヤ人ドロール・フェイラー)はこう言った:「これは我々の言論の自由・表現の自由に対する攻撃である」。彼にによれば、作品は自爆攻撃の美化などでは決してありえないし、「自分がユダヤ人であることが恥ずかしい」。大使には作品の説明文に<罪もない人々が殺された>としていることを指摘したが聞き入れてもらえなかったと言う。

スウェーデン政府はこのとき反ジェノサイド会議を開催し、イスラエルを招待。その会議に先駆けて行われた展覧会「世の中を良くする」での出来事だった。

イスラエルの右派は大使がヨーロッパで高まる反ユダヤ主義に一石を投じたと評価している。

BBCが引用するイスラエルの新聞のこのときの論調をいくつか紹介すると、リベラル派のハーレツ紙は大使の行動を批判しこう論評した。「イスラエルは恐怖の中で生きることを学んだのみならず、他者を悪魔化し」自分だけが「唯一の犠牲者として生きるすることを学んだ」

中道イェディオット・アハロノット紙:「スウェーデンでも、ヨーロッパの他の土地でも、イスラエルは暴力的で無神経なごろつきと見られている」しかし「パレスチナ人の自爆攻撃者を展示作品の題材に選ぶ者は、とりわけ言論の自由に反する罪を犯している」「言論の自由は暴力や殺人を惹き起こすのが目的ではなく、悪しきこと、有害なことに抗議するためのものであるはずだ」

エルサレム・ポストは、大使に選択の余地はほとんどなかったとした。「正式に抗議しても、表向き<はい承知しました>となるが、あとはヨーロッパの外交チャンネルの片隅でいつしか忘れ去られてしまうだけ」「だからマゼル大使は大騒ぎすることにした…。きょうびヨーロッパがイスラエルに残す唯一の選択肢である」

右派ハットゾフェ紙:「大いに称賛さるべき行為でありヨーロッパに駐在する他の大使たちも大いに見習うべき」

私はシャルリーではない

つまりこのときイスラエルの大使も大半の新聞も言論の自由には限度があるという考え方だった。「私はシャルリーではない」と言ったわけだ。イスラエルを批判する言論は反ユダヤ主義であり、このような芸術作品は、ジェノサイドをけしかけるものだと。

私はシャルリー

一方、フランスの風刺週刊紙「シャルリー・エブド」に対する襲撃事件を受け、先日パリでは言論の自由を支持する数百万人というフランス史上空前の規模の行進が行われた。そしてそこには数10カ国の首脳も駆けつけていた。

ところがイギリスのインディペンデント紙が先日掲載した各国首脳「パリ団結行進」の写真。これを見て思い出さずにいられないのがイラク戦争のときのサダム・フセイン像である。「イラク市民が群衆となってこの像を引き倒し歓喜する様子」が映像で流れた。しかしそれは「アメリカがイラクを独裁者から解放した」との印象づけるためのトリックだったことが今では分かっている。

http://www.informationclearinghouse.info/article2842.htm

 

今回パリではイスラエルのネタニヤフ首相も最前列にしゃしゃり出て「私はシャルリー」と言っている。


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