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公園で夏の終わりにセミが鳴く ウソつくソーリ ウソつくソーリ [日記]

荻窪 大田黒公園.jpg

この秋、マーラーの交響曲の演奏会をやってないか
と朝、インターネットで検索すれば
なんと今日の午後、1番(「巨人」)をやってるじゃないか
アマチュア・オーケストラで入場無料
アマでも4月に名古屋で聴いた2番は名演で感動した
尾張から岡崎を経て浜松へ旅をするまに時代も終わり
4月には同じく名古屋で6番も聴いたがそれは別格
どえりゃーええとこ来とるだがや 

ということで杉並公会堂へ出かけた
このところ自分の血をたぎらすお目当のティンパニー(老化・鬱が関係しているらしい)
がよく見える二階席を抑えた
3楽章のコントラバスも正面
4楽章ビオラのC線の響くところも真正面

技術的には名古屋で聴いたオケとは比べものにならなかった
管がよく音を外すし弦は厚みが足りない
優雅に踊るような曲想のところでも今ひとつ踊っていない
それでも若い人中心のオケ、終楽章は金管の熱気が炸裂
私の脳内でもセロトニンが大量に分泌されたのであった

このところ演奏会で集中力を乱されることはなかった
何年か前は前の人がこっくりこっくり隣からイビキ
なんてのもあったが今回は初めてのことーー
なんと隣の女性の香水がきつい

音楽に合わせ(あるいは外れて)体を揺する人がいたら
目をつぶればいい
イビキかく人ならつっついて起こせばいい
しかし匂いは、、、鼻をつまむわけにもいかず、、、
糞尿の海なんてことを書いたバチか、、
一曲目は香水の香りにむせかえるようであった
聴覚に集中したいところを臭覚に邪魔をされ
なんとも収穫のとぼしいプッチーニの交響的前奏曲であった

ところがこの女性、二曲目が始まる直前
両てのひらと両手の甲にたっぷりとクリームを塗りたくった

メンソレータムのようだ
マーラーの曲は朝靄のかかるような森の情景で始まる
あちこちで鳥の鳴き声が響くみずみずしい若きマーラー
しかしそこへ香水とクリームが混じり合って邪魔をする
鼻の粘膜がメンソールでひりひりする感じだった、、、

演奏会のあと荻窪界隈をひとり散策

大田黒公園ではつくつく法師がしきりにツクツク鳴いていた
おじいさんが水辺にひとり佇みハーモニカで
物悲しげに「思い出」を吹いている
夏が来れば思い出す

はるかな尾瀬

遠い空

夏が来ても

もう思い出すこともない
その夏がゆく


いやひょっとすると
「失われた時を求めて」ではないが
いつの日か再びメンソレータムの匂いがしたら
この日の記憶が甦ったりするのかもしれない

公園で
夏の終わりに
セミが鳴く
気がつくと
つくつくほーしが
ウソツクソーリ
ウソツクソーリ
と鳴いていた

【ツクツクソーリ】(新語百番勝負)
東京は永田町で年じゅう鳴いている嘘つきのセミのこと。


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うわっ
セミの大合唱だ

よく聞くと
同じようで
微妙に泣き方が違う

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